「はっぴぃ」から三陸の今を発信する情報誌「Re-born」へ
ご無沙汰しておりました。
震災前、タウン情報誌はっぴぃを発刊していましたが、震災後一時期とても「はっぴぃ」な気持ちになれず、取材はしたものの発行出来ずにいました。
だからと言って「unhappy」ともまた違うこの感覚をどう説明したらいいのやら。
なかなか前へ進めないことへの苛立ち、焦り、追い打ちをかけるような体調不良。
時々夜中におこる、ほんとにどうしようもない、大槌へ帰りたい、元の街に、生活に戻して欲しいという心の叫び。
それをなかなか吐けずに鬱積させた結果の生活の乱れ。。。
そうしているうち、「もう、私に出来るのは情報発信しかないのではないか、しかもはっぴぃのような内容ではなく、一般の、普通の方々の今の状況を発信していかなければ被災地は復興したと勘違いされていくばかりではないか」と本当に漠然とではありますが思い立ち、仲間と「三陸の今を発信する情報誌 Re-born」(サイト http://office-r311.com/ FB http://www.facebook.com/reborn2011311) を昨年9月から発行し、釜石市に全戸配布してきました。
最初は資金のあてがなく、今年の3月までは「緊急雇用創出事業」を利用してきましたが、「税金」「補助金」に頼ることで自立が疎かになるのではないかとの考え、また釜石市以外の情報も広くいろんな切り口で発信したいとの思いから、独立し有料化の情報誌を発行することに決めました。
震災後1年以上経ち、もともと一括りに出来なかった被災状況はますます多様になり、時間が経つごとに「温度差」という言葉では片付けられない、無関心でいると復興など一向に進まない状況にあると危惧しています。
また、遠方の方からは「何を支援したらいいのかわからない」というような声も聞かれます。
まずは「知る」こと。
個々の被災状況を100パーセント理解することは不可能かと思われますし、怖いのは一部の情報のみ切り取り「知っている」気になってしまうこと。だから細やかな正確な情報が必要と思うのです。
そして被災された方、大事な人を亡くされた方は「どうせわかってもらえない」という気持ち(私もまだまだ時々そう思うことがあります)を少しずつほぐしわかってもらえるよう話してみること、がこれからの真の復興に必要なのではないかと考えています。
辛いですけど。。。忘れられたら楽、と思う反面あの大槌の町並みを忘れたくないと無理に思い出して無性に帰りたくなり、亡くなった親戚や知人に会いたくなったりして泣きますし。。。こういう思いはなかなか言い出せないものです。
新聞等にRe-bornのことが掲載され「頑張ってるね!」と言われますが、私もやさぐれる時はやさぐれますし、いいことがあると自然に笑顔になったりします。
いつも笑顔でいる必要もないし、「これは違うのではないか?」と違和感を感じたら怒ってもいい、そう思います。
悲しければ泣いてもいい、と。
一人でも多くの方に私たちの情報誌を読んでいただきたく思っています。
新しくリニューアルするRe-bornに関しては下記にお問い合わせ下さい。
定期購読のお申し込みも出来ます。
Office R
〒026-0045 岩手県釜石市小川町1丁目3−19
電話・ファックス 0193-55-4806
E-mail r.2011311@gmail.com
この辺りは一雨ごとに新緑が鮮やかになって行くとてもいい季節(お天気が気まぐれですが。。。)になってきました。
被災したお店も仮設店舗等で再開しています。
そして半島半島の美しいリアス式海岸ならではの景色をぜひ見に来て頂きたい。
被災状況だけではなく、「来て見て楽しんでいただける」ような情報も掲載していきます。
よろしくお願いいたします。
- 2012.05.10 Thursday
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